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【山形蔵王】樹氷を見にぷらんと行ってきました

こんにちは!旅大好き、温泉大好きぷらんです。
冬の蔵王といえば、なんといってもスノーモンスター「樹氷」。

山形蔵王にはその昔、スキーによく行っていたものの(私はスキー派)、樹氷をあまりに身近に感じすぎていて、その造形美や神秘さに触れずにきてしまいました。
なんてもったいない!

というわけで今年1月下旬、がっちり防寒対策し行ってきました、樹氷に会いに!

山頂はマイナス10度以下。昔の経験値はどこへいってしまったのか、というくらいその寒さの具合をすっかり忘れていました。

そんな環境の中で、すくすくと育っていく愛嬌あるスノーモンスターたち。どんな様子だったのか気になりますよね~(笑
さっそくレポートしていきます!

ロープウェイに乗車

蔵王の樹氷エリアは、お地蔵様がいる山頂付近に広がっています(上画像はパンフレットより)。行き方はいくつかありますが、今回はロープウェイの乗り継ぎで向かいます。

出発駅はこちら、蔵王山麓駅。
駐車場には大型バスもたくさん並んでいます。

聞けば外国の方も多いらしく、案内表示も英語が併記されています。

通常ロープウエイの利用はスキー客も多く、乗車待ちの列は長くなることもあるそうですが、この日、蔵王山麓駅に到着したのは午後。思いのほか待ち時間は少なくロープウェイに乗ることができました。

チケットは、ぱちんと切ってもらうスタイル。
こういうチケットってとっておきたくなりますよね。

横倉のカベを眺めながら

蔵王ロープウェイ山麓線の車窓から。
蔵王温泉スキー場の横倉ゲレンデを見下ろしながら進みます。

右手奥に見えるのは、有名な横倉のカベ。最大斜度38度。
あるとき、何を間違ったか、このカベの上に立ってしまったことがありました。自分の力を過信したチャレンジャーの行く末は…ご想像どおりです(笑

上へ進むにつれ、少しずつ山の木々が変化していきます。

美しい。
真っ白な雪景色に癒されているうちに、樹氷高原駅に到着。

山頂線に乗り換え

次は樹氷高原駅からの蔵王ロープウェイ山頂線。お地蔵さまがいる蔵王山頂駅に向かいます。

次第に樹氷エリアに入ってきて、風景がだいぶ変わってきました。
そしてだんだん、だんだん、一面、白い状態になり、木々の輪郭がぼんやりに。

さあ、山頂はどんなことになっているのでしょう??

山頂着!樹氷は?

着きました!
駅を降りれば、目の前に樹氷群!
のはずが、一面真っ白。
いや、確かにいる、樹氷たちが。
かろうじて影が見える。

目をこらして、かつ、スマホのカメラを信じて撮った写真がこちら。

私の目では確認できなかった樹氷の輪郭がしっかり写っている!スマホ優秀!

スキー用のグローブをしていたため、スマホ撮影時はもちろん素手。急いで撮らないと、寒さのために手もスマホのバッテリーもかなりキケン。

お地蔵様はこちらに。
お賽銭箱はスキーがついている雪山仕様。ちょっとかわいいです。

案内図も雪の額縁でゴージャスな感じになっていました。樹氷付近は安全のためロープが張ってあり至近距離まで行けないので、こちらに近づいて、どんなことになっているのか観察。

もしかして、樹氷のエビのしっぽってこんな感じ??
(定かではありません)

ちなみにエビのしっぽとは、樹氷が風上に向かってとび出るように成長していくときの形状のこと。

蔵王の樹氷は、針葉樹のアオモリトドマツが雪と氷に覆われてできるものですが、樹氷が生まれるには特殊な条件が必要なため、世界的に見ても奥羽山脈の一部の山域でしか樹氷は確認されていないとか。

なるほど、海外からも観光客が来るわけだ。

この日の写真の最高傑作。作品名「威風堂々」(笑

地蔵山頂駅の温度計が示していた数字はマイナス10.5度。
でもそんなマイナスの気温も、「もっと見たい」という好奇心の敵にはならず。さすがにもう限界、となる5歩手前くらいまで、迷子にならないよう注意しながらうろうろ歩き回っていました。

蔵王サイコー

今回は、雪道の運転に不安があったために、仙台発のバスツアーを利用しました。マイカー以外のアクセス方法はいろいろあるので、調べてみてください。

蔵王山頂はお伝えしたとおり、樹氷もかすむくらい真っ白で、「青空のもとで見たかった」が正直なところ。でも、青空のもとで樹氷が見られるのは、シーズン中数えるくらいなのだとか。

そっか、やっぱり自然は甘くないし、だからこそ行く価値がある。蔵王サイコー!

蔵王ロープウェイ
https://zaoropeway.co.jp/

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