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【通勤BGM 2】遊ぶように、たくましく、好きを肯定 Lucky Kilimanjaro「TOUGH PLAY」

こんにちは、かのんです。いよいよ目前に迫った「ARABAKI ROCK FEST.」。桜の花びらが舞っている中で見るライブというのが「アラバキに来たなー!」と感じる瞬間でもあるのですが、今年は桜前線があっという間に走り抜け、その景色が見られなさそう…。ちょっぴり寂しい気持ちになりながら音源で予習をしています。

日々流れていく音楽の中から、通勤中に聴いてみてほしい作品を厳選して紹介していく【通勤BGM】。今回は、アラバキの予習の中で出合った、Lucky Kilimanjaro(ラッキーキリマンジャロ)のアルバム「TOUGH PLAY」をピックアップ! これまでの“ラッキリ”とはまた異なる、インパクトのあるジャケットが目を引きます。

好きなことの追求をテーマにした「TOUGH PLAY」

Lucky Kilimanjaroは、「世界中の毎日をおどらせる」をテーマに音楽を届けている6人組バンド。そのライブは思わず体が動いてしまうような躍動するリズムと色とりどりのメロディー、友人に語り掛けるように歌われる明日をよりよく生きる視点や提案を込めた歌詞で、単におどらせるだけで終わらない、ハッピーな空間を作ると注目されています。

3/30にリリースされた今作「TOUGH PLAY」は、好きの追求がテーマ。社会のものさしに振り回されず、オリジナルな表現を求めていくのがいい―というメッセージのもと、ポップスとしてもダンスミュージックとしても面白いポイントを見つけて提案していくバンドのスタイルを体現した「I’m NOT Dead」に始まり、「好き」をさまざまな形で肯定する13曲を収録しています。

どの世代もおどらせる、多彩なダンスミュージック

ベースとなる音楽は、1950年代を意識したドゥーワップ、南米音楽、2010年前後のハウスミュージック、ファンクなど、ひとくくりにダンスミュージックといっても曲によってバラエティー豊か。そのため最新作でありながらどこか懐かしさがあり、どの世代の耳にもすっと馴染む!

収録曲「ZUBUZUBU LOVE」では好きという気持ちは沼だけどそれがいいんだよねと共感し、「果てることのないダンス」では好きなことを続ける中での失敗や後悔、でもやめられないという気持ちに寄り添い、「人生踊れば丸儲け」ではとにかく踊れば楽しくなるよ! と軽快な明るさで誘い出してくれます。

中でもイチオシは、

休んでよ リラックス
箱根行きなよ Uh Uh Uh Uh OK リラックス

出典:「週休8日」(Lucky Kilimanjaro アルバム「TOGH PLAY」収録)

と、働き過ぎる現代人に向けてひたすらに“休もう”“充電しよう”と言ってくれる「週休8日」。この曲は歌詞のメッセージそのままに、ちゃんとしなくちゃと毎日働き詰めのあなたにこそ、届いてほしい…! スローではなくあえてアップテンポなダンスミュージックにのせてリラックスを呼びかける力強さとゆるさのバランスは、まさに親しい友人から「ねえ、ちゃんと休みとりなよ!」と言われているようなあの感覚。

ゴールデンウイーク、みなさんもしっかり休んでくださいね(お仕事の方、おつかれさまです)。

プロフィル

Lucky Kilimanjaro
熊木幸丸(Vocal)、山浦聖司(Bass)、ラミ(Percussion)、大滝真央(Synthesizer)、柴田昌輝(Drum)、松崎浩二(Guitar)の同じ大学の軽音サークルで出会った6人により結成。2018年EP「HUG」でメジャーデビュー。ボーカル・熊木が手がける時代や自己に深く向き合いながら明日をよりよく生きる視点と提案をもたらす歌詞と、先鋭的なポップミュージックのビート感やサウンド感を取り入れつつ懐かしさも感じるサウンドが、幅広い世代の体や心をおどらせている。
オフィシャルサイト http://luckykilimanjaro.net/
DLや再生はこちら ※別サイトが開きます

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