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仙台街なかで「カフェ×ボードゲーム」を体験《#調べてTANELUN》

今回の《街なかの気になる》は?

仙台の街なかの「気になる」こと・もの・スポットを、タネルンがリサーチする《#調べてTANELUN》。寄り道感覚で気楽に、時にはマニアックなところまでじっくりと掘り下げれば、夢中になれるものが見つかるかも!

まだまだ寒さが続きそうな仙台の冬。温かい部屋でぬくぬくしながら楽しめるものはないかな~。そんなTANELUNスタッフの欲望をかなえるべく、今回潜入したのが「ボードゲーム」で遊べるスポット。

調べてみたところ、仙台市中心部にはいくつかボードゲームの専門店があるよう。「初心者にも優しい」という口コミを参考に、まずはボードゲームカフェ「タンブリングダイス」へ!

世界中のボードゲーム約1500種類から選べる

「タンブリングダイス」があるのは、仙台市青葉区大町、肴町公園前にあるビルの2階。

さっそく看板を発見しました!『世界中のボードゲームを見て、遊んで、買えるカフェ』とのこと。新しいゲームとの出合いがありそうな予感。

雰囲気のあるパネルがお店の入り口へと誘ってくれます。

お店に入ると、壁一面にボードゲームがびっしり!!!

「当店では約1500種類のゲームで遊べます」と教えてくれたのは、代表の仲村悦郎さん。お店をオープンした2017年は、まだ仙台にボードゲームの専門店がほとんどなく、先駆け的な存在となったそう。

その後、自宅で過ごす時間が増えたコロナ禍にパーティーゲームとしてボードゲームに触れる人が増えたようです。

タンブリングダイスは、ドリンクを楽しみながらお店のボードゲームで自由に遊べるシステム。料金は平日1時間400円、土日祝日は500円。1日遊べるお得なパック料金もありますよ。

1オーダー制なので、まずはドリンクを注文。飲食店を営んでいた経験もあるという仲村さん、さすがメニューが充実しています。

ホットカクテルにも惹かれましたが、今回は地元のお店から仕入れているというコーヒーをお願いしました。

平日は夜11時、土日・祝日は12時まで営業。仕事終わりにお酒をゆっくり飲みながら…っていうのも良いかも!

日本のゲームから海外のゲームまで

ボードゲームといえば、トランプや将棋、オセロ…ぐらいしか思い浮かばないTANELUNスタッフ。ずばり定番人気を教えてもらいました。

「まずは分かりやすいところから」と3種類のゲームを仲村さんがピックアップ。パーティーゲームとしてヒットしている日本のゲームだそうです。パッケージのビジュアルを見ただけで、なんか気になっちゃう!

こちらは『世界一のゲーム』といわれているという「CATAN(カタン)」。ボードゲームの本場・ドイツで生まれたゲームで、お店にも何個か置いているほど定番なのだそう。

こちらの「ガイスター」もドイツ生まれ。相手のコマを取り合う、将棋にも似た戦略的要素が強いゲームです。

新作のバランスゲームにトライ!

さてさて、今回はどれで遊ぼうかな?

「ボードゲーム初心者」と伝えたところ、仲村さんが選んでくれたのがこちら。

この冬にデビューしたばかりという「タキビブロック」です。片手で持てるほどコンパクトなサイズ感。持ち運びしやすいのが良いですね。

ルールもとっても簡単。プレイヤーが交互に山札からカードを引いて、指示された形に火ばさみ(ピンセット)でブロックを積み上げていくだけ。

そう、それだけ…。

「利き手じゃない左手で? 茶色のブロックの上に? 赤と黄色のブロックを重ねる!?」

ええ~…。

予想よりも高度なカードの要求にうろたえるTANELUNスタッフ。

手の震えが止まらないTANELUNスタッフを優しく励ましながらも、サクサクと積み重ねていく仲村さん。プレッシャーへの強さの差なのか…はたまたボードゲーム経験値の違いなのか…。

あと少しで全てのブロックが積めそう!というところで、ゲームオーバー。私のプレッシャーへの弱さが出てしまいました。

シンプルながらも予想以上にドキドキ・ハラハラ感のあるゲーム。複数人で遊んでも楽しそうですね。

続いて挑戦したのはフランス産のゲーム「Quarto(クアルト)」。インテリアとして部屋に飾っておきたいくらい、おしゃれなデザインです。

木のコマに見惚れていると、仲村さんからひとこと。

「僕、これ得意なんです」。

うわー勝てる気がしない。

はい、2戦2敗。完敗です。

ちなみにルールは、色・形・高さ・穴の有無など、同じ要素を持つコマを縦・横・斜めのいずれかで4個そろえたら勝ちというもの。2人のプレイヤーが交互にコマを置いていきますが、コマの種類は相手が選ぶというのも面白いポイント。これは脳トレになりますね。

お隣のテーブルでは、別のゲームで盛り上がっていましたよ。

タンブリングダイスでは、友達同士・カップルなどグループで来店して遊ぶのが基本。ただスタッフに声をかけて相手の同意がもらえれば、他のグループと同席で楽しむこともできるそう。連絡先の交換・勧誘などは禁止というルールもあるので、安心して遊べそうですね。

さらにお店のLINEオープンチャットに登録すれば、チャット内のメンバーと待ち合わせをして遊ぶこともできるのだとか。利用したい人は、仲村さんに声をかけてみてくださいね。

問い合わせ
タンブリングダイス 大町本店
宮城県仙台市青葉区大町1-4-14 LAND B 2F
022-226-7125
http://tdsendai.com/

プレイスペース「ひよこの杜」へ

続いて、仙台市青葉区本町にあるプレイスペース「ひよこの杜」へ潜入。

こちらのお店は移転を予定しているため、現在の場所での営業は1月21日(日)までとのこと。滑り込みでお邪魔してきました~!

店長のしゅんさんは、もともとボードゲームが好きだったことから、大学生の時にこの場所をオープン。実力勝負のゲームはもちろん、運の要素が強いゲーム、さらには両者をバランスよく取り入れたゲームもあり、選択の幅が広いことがボードゲームの魅力のひとつだと話します。

こちらのお店では、1人で来店して同席で遊ぶ人が多いそうですが、初対面でも盛り上がっているとのこと。性別・年代を超えて対等に遊べるゲームが多いボードゲームならではの特長なのかもしれません。

女子人気が高いと、しゅんさんがオススメしてくれたのがこちらの「Stella(ステラ)」。

イラストがファンタジックで、カードを眺めているだけでも楽しい!

決められたキーワードを連想するカードを選んで、他のプレイヤーとマッチングした数によって、ポイントを競い合うゲーム。相手がどんなカードを選んだか想像するので、イラストのかわいらしい世界観とは裏腹に、意外とシビアな心理戦!

「あいうえバトル」は、タンブリングダイスでもオススメされていましたね。やっぱり人気なんだ~!

お題にそって「キーワード」を記入し、お互いのキーワードを当てるゲーム。今回のお題は「この場所の近くにあるもの」だったので、私は「せんだいえき」と記入。 これが意外と当たらないんです! 白熱のあまり、2回戦に突入してしまいました。

今回、数種類体験しただけでも、ボードゲームの多彩さを実感。もちろん、自宅で遊ぶのも良いですが、ボードゲーム専門店を訪れれば、新しいゲームとの出合いが待っているはず!ボードゲームを熟知したスタッフさんに、オススメを教えてもらえるのも嬉しいポイントです。

ひよこの杜の移転先・再開予定はホームぺージでお知らせするそうなので、時々のぞいてみてくださいね。

問い合わせ
ひよこの杜
宮城県仙台市青葉区本町1-13-16 YellowBldg 3F
※移転予定。現在の場所での営業は2024年1月21日(日)まで。詳細は下記Webで確認を
hiyomori.bdg@gmail.com
https://www.hiyo-mori.com/

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