フリーアナウンサーの深井ゆきえです。
その場の空気作りを求められる“司会”や、映像とともに分かりやすく情報を伝える“テレビ”、音声でリスナーの日常に溶け込む“ラジオ”などさまざまなシーンで「伝える」に向き合っている経験から、日々のコミュニケーションがちょっと楽に、楽しくなるような話題をゆるりとお届けしていきます。
2023年はうさぎ年。その軽やかさを見習いたいと、ある場所に行ってきました!
2023年こそ「うさぎ」のように軽やかに、行動できる年にしたい。行きたい所に行って、会いたい人に会って、そこに何の躊躇も遠慮もいらない、そんな年にしたい。
年初め、そんな思いを抱きながら「うさぎ」に会いに八木山動物公園に行ってきました。確認不足で残念ながら「うさぎとのふれあいタイム」は終わっていたけれど、その愛らしい様子に釘付け。
一言でうさぎと言っても、非常に個性豊かなんです。丸まってまるでぬいぐるみのように動かず暖をとっている子もいれば、四六時中くるくる動き回っている子も。自分のお気に入りの場所を陣取り、自由気ままに草を食べ続けているぽっちゃりタイプの子もいれば、気の合うお友達とじゃれあっている子も…。
それぞれの「心地よさ」をそれぞれが体現している様は「多様性」そのもので、私たち人間もこんな風にお互いを尊重しあえたらいいのに…なんてことを考えながら1時間近くじっと見つめてしまいました。
うさぎの耳には2つの機能が。その機能とは?
うさぎを特集した展示もありました。うさぎといえばやはりあの長い耳が特徴ですが、うさぎの耳には大きく2つの機能があるんだそう。
一つは、「聞く」機能。すごいのが、危険を察知するレーダーとしての働きを兼ね備えているため遠くの音、3km先の音まで聞こえるとのこと。
もう一つは、「体温調節」機能。暑い時は耳を大きく広げて風を当てることで血管を冷やし、寒い時は血管を収縮させて体温を一定に保っているそうです。
うさぎの耳のように、は難しいかもしれないけれど、どんな状況・相手に対してもできるだけフラットに自分を調節し、言葉にならないニュアンスも含めて耳を澄ますことのできる状態でいたい、とも思いました。
今年の抱負は全てうさぎ由来、という至極単純な私ではありますが、2023年もどうぞよろしくお願いします!
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フリーアナウンサー。Date fm「Morning Brush(7:30~11:00)木・金曜担当。元ミヤギテレビ。おいしいものを食べたい欲が人一倍強く、趣味は季節の手仕事というオーガニックオタク。2人の娘の子育てと仕事、自分時間のバランスが目下の課題。
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