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通所介護施設で働くK・Sさんの場合《#働く女子の頭の中身》

今回の働く女子の《頭の中にあるつぶやき》は?

働く女性は、いつもどんなことを思い・考えて仕事にあたっている? その頭の中にあるつぶやきを、ちょっとだけのぞき見!

今回のつぶやき主さんは、通所介護施設で介護スタッフとして働くK・Sさん。

別業種も経験し、介護の世界にリターン

大学時代にいろいろなボランティアやアルバイトを経験し、「やりがいがありそう」と福祉の道へ。知的障がい者の入所施設からスタートし、高齢者の家への訪問介護を経て、現在は高齢者の通所介護(デイサービス)施設で働いています。介護職歴は13年目に突入!

結婚後には事務職やコンビニスタッフも経験しました。しかし、「介護の現場が好き。その人らしく生きるお手伝いがしたい」と思い、介護の世界に戻ることに。


そのきっかけは、「人生の最期を身体も心も健康のまま、自宅で迎えることはすごいこと!」と実感したからです。

私の祖父母は病院や施設で最期を迎えました。自宅で倒れてしまったので、人工呼吸器を繋いだり、植物状態が4年間続いたり…。過去に働いていた介護の現場でも自宅で家族に見守られながら亡くなる方は少なかったため、このような状況が普通なのかなと思っていました。

しかし、転職活動中に健康の定義や予防の考え方を学ぶ中で、「ぽっくり逝くのは健康でなければ難しい」ということを知りました。これは私の常識を大きく揺るがし、まずは施設への入所や医療機関への入院をしなくても済むサポートがしたいと思うようになりました。

いつも元気をもらえるという声が励み

勤務する通所介護施設には日々、1人で歩ける方はもちろん、杖や車椅子が必要な方、付き添いが必要な方、認知症の方など、40人前後の利用者が通ってきています。

そんな利用者のみなさんの自宅への送迎と運動、入浴のお手伝いが私の仕事。そのほかに、自宅で長く暮らせるサポートや、介護している家族のサポートにも取り組んでいます。

利用者の方からの「Sさんを見るといつも元気がもらえるよ、ありがとう!」という声をかけていただけることが、とてもうれしく励みになっています。いつまでも元気ハツラツでいることが、今の目標です。

~今月のつぶやき~
他業種から介護の世界にリターン 介護の現場がやっぱり好き!

●つぶやき主/K・Sさん
高齢者向け通所介護施設で、パートの介護スタッフとして勤務。家族や職場、友人に恵まれ、初めての育児と仕事の両立に奮闘中。TANELUNトレーニング同好会をきっかけに、産後ダイエットにも励む。

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