仙台エリアのルンルンの種をたねるメディア

blog

深井ゆきえの【ゆるシェアコミュニケーション!】vol.9

フリーアナウンサーの深井ゆきえです。
その場の空気作りを求められる“司会”や、映像とともに分かりやすく情報を伝える“テレビ”、音声でリスナーの日常に溶け込む“ラジオ”などさまざまなシーンで「伝える」に向き合っている経験から、日々のコミュニケーションがちょっと楽に、楽しくなるような話題をゆるりとお届けしていきます。

年の瀬ですね。楽しかったクリスマスも終わり、いよいよ一年の仕事納め。加えて年始の仕事も前倒しでやっておかなければならないこの時期は、プライベートでも大掃除に年賀状に年越し&御節準備、そして子どもは冬休み…どう考えてもキャパオーバーですよね。この外的要因=どこか追い立てられているような感覚に気持ちは焦るばかり。私ももう毎日いっぱいいっぱいです(笑)。

こういう時って、職場でも家庭でもギスギスとした雰囲気になるもの。自戒を込めてですが、余裕がなくなると不機嫌オーラを出す人や、イライラしている人、背中に「話しかけるな!」の文字が見えそうな人、いますよね(笑)。

私が自分を取り戻すために心がけていること

特に私の場合、同じ空間にいる人や場の空気感を良くも悪くも敏感に感じ取る性質があるので(この性質、仕事上必要な能力でもあると個人的には思っていますが)、余計に疲れとプレッシャーを感じてしまいがち。
そうならないためにも、余裕がなくなりそうな時、自分を取り戻すために心がけていることがあります。

1、タスクを書き出して、優先順位を決めること
2、環境を変え、1人になれる時間と空間を作ること
3、全ては「自分のために」

3つの心がけがもたらしてくれる良い変化

1は至極あたりまえですが、やはり効果的と感じています。まずは一旦全部書き出して脳内の混沌を「見える化」して整理整頓してあげる。同時に最低限これだけはやる、と優先順位も決める。私は手帳の時間軸を使い、タスクに取り組む時間もゆるりと決めるようにしています。この「ゆるりと」がポイント。例えできなかったとしても、翌日に持ち越したとしても自分を責めないのが大事。目的はあくまでも脳内の整理整頓です。

2は、個人的には子どもたちが長期休み中の在宅ワーク時、特にその効果を実感しています。環境って大事ですよね。「あ、私イライラしてきたな」という時、「ちょっとママ、別の部屋に行くね」と断って1人の時間と空間を持つようにします。そうすることで互いに毛羽立っていた気持ちが落ち着き、またフラットな状態に自分を持っていくことができる気がします。

3は、来年の私の目標でもあるのですが、何事も「自分のため」という意識をより大切にしたい。仕事も家事も育児も、自分が好きだから、自分が選んでやっている、そう自信を持って言える選択を行動をしたいと思っています。女性はライフステージによって変化を余儀なくされやすいからこそ、会社のため、家族のため、子どものためではなく、全ては「自分のため」。もちろん、第三者のために時間を使わざるを得ない状況も実際には多々あると思いますが、まずは自分の気持ちを大切に「私は本当はどうしたいの?」と聞いてあげる癖付けをしたいと思っています。

この慌ただしさの先にはきっと素敵な一年のスタートが待っているはず。そう信じて共にあと一踏ん張り、がんばりましょ♡

●仕事におけるコミュニケーションでの「困った…」「分からない」を大募集
コミュニケーションでの悩みや疑問を、深井さんに話してみませんか? 深井さんが対処法を一緒に考えてくれます。コラムの感想をお寄せいただくのも大歓迎。採用された人にはクオカード500円分をプレゼント!

応募はこちら

https://tanelun.jp/wp-content/uploads/2022/06/yukiefukai_profile-300x300.jpg
深井ゆきえ

フリーアナウンサー。Date fm「Morning Brush(7:30~11:00)木・金曜担当。元ミヤギテレビ。おいしいものを食べたい欲が人一倍強く、趣味は季節の手仕事というオーガニックオタク。2人の娘の子育てと仕事、自分時間のバランスが目下の課題。

  • 記事を書いたライター
  • ライターの新着記事
yukiefukai

元ミヤギテレビアナウンサー。Date fm「Morning Brush(7:30-11:00)」木・金曜担当。おいしいものを食べたい欲が人一倍強く、趣味は季節の手仕事というオーガニックオタク。2人の娘の子育てと仕事、自分時間のバランスが目下の課題。

  1. 深井ゆきえ【気付きを、あえて言葉で】vol.15

  2. 深井ゆきえ【気付きを、あえて言葉で】vol.14

  3. 深井ゆきえ【気付きを、あえて言葉で】vol.13

コメント

この記事へのコメントはありません。

RELATED

PAGE TOP